父と母の会話

うちの母は、昔から、高血圧で悩んでいる。いつも血圧の薬を飲んでいるイメージだったが、最近も、よく飲んでいる。そして、毎日のように、血圧測定器を持ち出し、測っている。
そんな母を見るたびに、うちの父は、「そんなことをしても無駄だ。」と言い、血圧が上がるのは、気にしすぎるからだと言う。
確かに、それも一理あるように見える。母の気にし方は、ちょっと大袈裟に感じる時もあるくらいだ。
しかし、そんな父の言葉を聞くたびに、母は、怒りながら反論する。「ちっとも心配しないんだから」と。
そして、父は父で、「こっちこそ疲れて死にそうだ。自分の心配ばかりして。」と言う。
このやり取りは、昔から続いている父と母の会話のパターンだが、いまだに、コントみたいに続いている。
要は、どちらも、自分のことを心配して欲しいらしい。が、素直に心配して欲しいとか、優しくして欲しいと言うことができず、互いに意地を張り合っている。
父と母は仲が悪くて嫌だと思っていたが、最近は、むしろ仲が良いようにさえ見えることがある。
素直になれないけれど、本当は、互いに心配もしている。似た者夫婦なんだと思える。
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